妥協なしで太陽光発電の比較をする

値切られて、叩かれて、正当な報酬をもらわない状態で、「いい家」ができるわけがありません。 それどころか、監理者がいなければ、できるだけ手間を省こうと、雑な仕事をしたり手抜きをしたりすることもあるでしょう。
「早く終わらせたい」「簡単に済ませたい」というのが、現場の職人たちの本音といっても過言ではありません。 こうしたことを防ぐためにも、コントロールタワーである工事監理者は必要不可欠なのです。
者はさらに孫請け業者を叩き、下へいけばいくほどどんどん金額は削られていきます。 どんなに不当に安い金額でも、実際の仕事量に見合わない報酬でも、仕事そのものが減ってきている時代ですから、わずかな報酬であってもやむを得ず引き受けざるを得ないという末端の業者がたくさん出てくることになります。
こうしたケースは山ほどあります。 建築士の名義貸しは、法律に反する行為です。
実際、裁判で「工事監理者というのは法で定められているのだから、記載がある以上は責任義務がある」と実際にあった例をお話ししましょう。 最初におかしいと気づいたのは、お客さんである建築主のほうです。
勉強熱心な方で、いろいろと本を読まれていて、工事中にどこをどうチェックするかの知識をある程度備えていました。 基礎工事を見に行って、自分で確認していったところ、明らかにコンクリートのかぶり厚(鉄筋の表面から大気に接するまでのコンクリートの厚さのこと)が不足している。
そこで第三者機関にしっかりチェックしてもらおうということで、私どものところに依頼がきました。 実際、かぶり厚を測定してみると、やはり法規で定められた数値に満たないことが判明しました。

明らかな欠陥、法律でいう「暇庇」です。 かぶり厚違反は初歩的なミスですから、現場をしっかり監理している人間がいないのではないかと疑い、確認申請書を見ると、工事監理者の欄には、ちゃんと一級建築士の名前が記載されています。
ところが、この建築士に現場を見ていたかを突っ込んでみると、現場の状況との食い違いがボロボロでてきて、そのうち「自分は設計料しかもらってないし、名前を貸しただけだから責任はない」という判例も出ています。 建築士の名義貸しは、設計から施工まで一括して請け負うハウスメーカーに依頼した場合にはあり得ません。
自社の建築士を工事監理者として立てることができるからです。

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